どこまでも日記(仮)

疲れたら ちょっと休んで また行こう

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■2007年12月04日 晴れ
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■2007年11月27日 曇り
本
岡道男先生、高橋宏幸先生訳の『アエネーイス』読了。
岩波版で読んだ時は、戦闘シーンが読みづらくてえっらい長いこと
かかった記憶があったので、かなり構えて7章以降にとりかかったのですが…

…アラ、読みやすいわ…。

ただ、読みやすいのに、やっぱり泉井版のほうが
感情に訴える場面なども時にあるのです。
途中若者二人が危険な任務に志願する段の、
お互いがお互いの心配をしあったりする場面などは
なんか、泉井版の方が感動した記憶がある…。
でも、一番最後のユピテルがユーノーを宥めるシーンは
岡版ではじめてぐっときました(笑)。
珍しくユーノーが黙って屈辱に耐えているのを見たユピテルが
黙って溜め込むな、そんなお前を見るのはつらい、みたいな事
言うんですよ。…なんでこんな終盤になってラブラブなの…?
『アエネーイス』を読んでいると、やはりホメロスの
『イーリアス』『オデュッセイア』を思い出して、無意識に
比べてしまいます。色々踏襲しつつも微妙にずらしてあったり、
ウェルギリウス先生の構成力と技法には頭が下がります。

あとがきの、ウェルギリウスとその時代についても、
叙事詩の性質に絡めてウェルギリウスの詩作を
分かりやすく書いてあって大変面白かった。
そして、そのあとがきで、岡先生は3章まで訳したところで
不治の病に倒れて後を高橋先生が引き継いだことを知りました。
…松平先生だけでなく岡先生も亡くなっておられたのか…。
ご冥福をお祈りします。


オウィディウス著、高橋宏幸先生訳の『祭暦』を読み始めました。
『変身物語』の方は、変身にまつわる神話を題材にオウィ先生が厳選した言葉で著した
美しい(そんでもってちょっぴりエロい)文学作品でしたが、
この『祭暦』の方は、1世紀前半の当時のローマの祝日のしきたりや縁起などを
オウィ先生が説明してゆく、縁起絵巻です。
単に、「もうちょっとアンナ・ペレンナ祭について知りたいな〜」ほどの
不純な動機で読み始めたのですが、さすがオウィ先生、これもまた面白い本です!
(そんでやっぱりちょっぴりエロい)
(さすがにまだキリスト教をはじめとする他の宗教の影は薄いです。
サビニ、エトルリア、ローマ、そんでもってギリシアが交じり合ってる感じ)
3月まで読みました。

ウェルギリウスとオウィディウスは同時代の人だったので当然といえば当然ですが、
『アエネーイス』で見た場面が、『祭暦』で言及されていたり、登場人物の
名前がたくさん出てきたり、なんだかおさらいしてるみたいで面白い(笑)。
(アイネイアスなんて、神格化されてインディゲスなどという変な名前もらっちゃってるし)
しみじみ『アエネーイス』はローマ文学の基本なのだなあ、などと実感しました。
ローマの宗教的なしきたりなんかを読んでの感想は、やっぱりギリシアの宗教よりは
なんだか現代人に馴染み深いぞ、と。
えべっさんとか、荒神さんの縁起聞いてるみたいな気になるもん(笑)。
宗教に対する真剣さっちゅうか、位置づけがローマの方が分かりやすい気がする。
現世利益的な色合いが強い気がするし。
いやあ、手を出すとえらい事になりそうだと思ってこれまで意図的に避けてきたんだけど、
やっぱりローマは楽しいなあ!


DVD
『スーパーナチュラル』シーズンU 2・3巻
やっと貸出が1週間になったので!
なんだかセカンドシーズンに入って兄の態度がおかしい…?
おそらくそれは親父が死んだことに関わってるんでしょうが…。
ファンサイトでは、弟の方が黒い黒いと言われているのですが
この序盤ではまだ弟の方がかわいそうです。
しかし、あいも変わらず自覚のない色気と
薄幸さを兼ね揃えたひとだなあ、ディーン(兄)って…

そういや!TV地上波でもスパナチュが始まってしまいました!
これまで地道にレンタルしてきたわたしの苦労は一体!!


『華麗なる恋の舞台で』
サマセット・モームの『劇場』が原作だ、というのは後で知った話。
すじがきは、
「1930年代のロンドン、押しも押されぬ舞台の看板女優ジュリア、しかし、本人は
現在の生活が退屈でたまらないと感じている。夫とも、そこに愛と尊敬はあるが
穏やかで惰性的なものに過ぎず、かつての情熱はさめてしまっている。
そこへ彼女の熱烈なファンだというキュートなアメリカ人青年が現れ――」
というもの。
もちろんその後彼女は年下の男にメロメロになり、若い女優に脇から掻っ攫われ、
最後にどんでん返し!でシメなのですが、
いろんな場所に「爽快な結末!」とか書いてあるのを読んで期待しすぎました(笑)。
でも、面白かったですよ!主人公の強烈な女優魂がインパクト強いし、
若い女優に対する最後のアレもわたしは好きかな。
アメリカのラブコメほどあほっぽくもうっとおしくもなく、適度に軽いし、
それになにより、この第1次から第2次世界大戦の間の時期のファッション、
大好きなんです!ヴィクトリア朝も好きだけど、より好き!
モームの原作もいいらしいので、今度そっちも読んでみようかと思います。
■2007年11月23日 晴れ
宣言どおり、OBたちのバンドの定期演奏会へ行ってまいりました!
木管より金管が多いというあるまじき編成!
なので、静かな部分などには若干練習不足&練り込み不足な演奏も
聞かれましたが、流石にハイテンポでフォルテッシモの部分は圧巻!
トランペットとトロンボーンのかっちょよさに痺れました!
あと、やはり大人の演奏です、音の一つ一つが丁寧で、曲の解釈や強弱の付け方にも
それが表れてて、とても好感が持てました。
あんまり期待してなかった中間部分のポップス曲やジャズ曲も良かったけど、
やはり前半のリードの『エル・カミーノ・レアル』(吹奏楽の定番)と
吹奏楽祭でも演奏していた『ソード・オブ・オナー』、
一番最後の、J・バーンズの交響曲第3番のうちの『W.Finale』が良かったなあ。
フォルテのリズムがきち、きちっと合うのが気持ちよくって、
フィトンチッドとマイナスイオン浴びてるように癒されました〜。
ところで、『ソード・オブ・オナー』って、前回聞いた時も映画音楽みたいだなと
思っていたのですが、どうもアーサー王伝説のうちのひとつ、円卓の騎士ガウェインを
謡った曲らしいですね。ガウェインのエピソードに『ガウェイン卿と緑の騎士』ってのが
あるじゃない?その物語を曲にしたのがこれなんだって。
円卓の騎士の中ではランスロットやパーシバルを差し置いてガウェインが一番好きなワタクシ、
それを聞いて俄然燃えてしまいました。
報告、以上。
■2007年11月20日 夢の話
民俗調の夢を見ました。

友人の女の子を父方の田舎に招待し、その彼女と一緒に田舎へ向かうわたし。
田舎では母&妹が先に到着して待ち構えてました。
実際に、父方の田舎は山間の THE田舎 なんですが、
夢の中ではさらにそれが助長されてたみたいで、
村に入るのに車で2時間、隣村とは隔絶したど田舎っぷりです、
村についてすぐ、母&妹から村の掟(!?)を村人から勧告されたことを聞きます。
曰く、村には冬のこの時期、ある決まった時間が来ると、とあるしきたりを
守らねばならないとか。
妹「あんな、なんか知らんけど、今日神様?みたいなもんが村を通るねんて。
そのタイミングは、村長さんが計ってて、村営放送で教えてくれるから、
放送を聞いたら、しばらくの間は神様を怒らさへんように、身を低くして、
静かにしとかなあかんねんて」
わたし「ふーん」
さすがど田舎、大師講なんぞも残っとるくらいやから(←これは現実に)、
そういう土俗的な風習も残ってるもんかもな、くらいに考えてました。
で、その夜。夕食も食べ終わって4人でコタツに入って他愛無いお喋りをしていると、
ふと、言葉が途切れた隙に外から遠くサイレンの音が聞こえてきます。
あまりの不気味さに

何故サイレン!?

と心の中でツッコむ間もなく、母と妹がもぞもぞとコタツにもぐりこんで
畳に寝転びます。
わたし「何!?」
妹「今のが村長さんが言うてはった合図やろ」
わたし「あー…『身を低く』してるんか」
同じようにするわたしと友人。
正方形のコタツの4辺にそれぞれひとりずつもぐりこんで、まるで
コタツの魔力に負けて眠り込んでしまったアホ4人の様相です。
急にしーんとして、そとの風の音など聞こえます。ざわっとひときわ大きく
音が鳴るのが聞こえましたが、まだこの時は無気味だなあ、と思いつつも
古い村のしきたりに面白半分従ってやってる気分が抜けてません、
ひそひそ声で話すわたしたち。
わたし「なあなあ。どのくらいの間こないしてたらええんやろな」
母「知らんわ」
友人「寝てまいそう」
妹「村営放送で終わりの合図もしてくれるらしいで」
わたしは体の左を下にして寝転んでたんですが、その時、後ろから誰かがわたしの右耳に
指をツッコんで耳クソ掻き出す勢いでぐりぐりねじこんできます。
右隣は妹だったのでてっきり妹だと思って
「ちょお、何すんねん、やめてよ」
と素で喋った途端、無数の見えない手がいっせいにわたしの全身を
くすぐり始めたのです。

んぎゃー!

後ろから聞こえる妹の呟き
妹「…だから、静かにしとかなあかんて言うたのに…」
ざざーっと血の気がひきました。
これか!これが地元民の恐れるタブーか!やってもうたんか!!
一瞬にして、間抜けにも発狂して笑い死んだ自分の死体と、
その葬式などが脳裏に浮かびましたとも!
くすぐりつづける手達にとっさに「やめてくれー」と叫ぼうとして
「や…」
のあたりで声を飲み込むわたし。
…ちょっとまて、やめてくれ、と言うと、さらに激しくくすぐられそうな気がする。
なんとなく、この制止の言葉がキーワードになってる気がするぞ??
…なので、ためしに
「もっとやって☆」
とかわゆくおねだりしてみた。
途端、ぴた、と全てが止んで静かになりました。

た、…たすかった ……

どどーっと冷や汗が出て、心底薄ら寒くなりました。

で。ここで目が覚めた。
起きてから冷静になって考えると実に間抜けな夢なんですが、
その時はホントに怖くって、とりあえず電気をつけてテレビをつけてもっぺん寝ました。
夢でよかった―……
■2007年11月17日 晴れ
某●HKの世界遺産パルテノン編を見たんですが、

ナザール・ボンジューってギリシャ起源なの!?

てっきり邪視除けのアラビア系の伝承に基づくお守りだと
思ってましたよ!
どっちなの!?
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