-------------- 七度文庫 (なのたびぶんこ) 人妻編 官能描写制限版 --------------
(1)
夕方にスーパーで買い物をしていると、旦那からメールが入りました。
「今日、急に九州に出張に行くことになったから夕食はいらない」と言うので、私はいったいどうゆうことなのかメールを返信して問いつめました。
すると旦那の会社が納めたシステムが急に動かなくなって、担当者は先月退社したばかりだと返事が返ってきました。
私はいきなり出張に行かせるなんてとんでもない会社だと腹がたってきました。
3日という予定だったが、帰れなくなったと電話がありました。
いつ帰れるのかと聞いてみると、いつ帰れるか分からないということでした。
下請けに出したプログラムが動かなくて、修正はいつできあがるか分からないといいだしました。
動いたときに帰れるが、動くまでは帰れないとたよりない口調で言い訳がつづきました。
まったくなんて会社だと思ったが、旦那もとても身体がつらそうな口調でした。
私はともかく早く帰ってねと愛想良く返事をしました。
(2)
数日たって、夕食の支度に買い物に行こうとすると、旦那の会社から電話がありました。
旦那が仕事場から帰る途中に事故にあって入院しているとの連絡でした。
「命に別状はない」と聞いて私はホットしましたが、すぐに現地に行くことにしました。
簡単に荷物をまとめると銀行で当面必要なお金をおろして新幹線に乗りました。
新幹線に乗っている間も旦那のことが心配で、ほとんど食事もできませんでした。
駅からタクシーに乗って救急病院まで駆けつけると、旦那はまだ集中治療室で寝ていました。
昼休みに自転車を借りて、お弁当を買いに行ったとき、車とぶつかったと旦那の同僚の義則さんが話してくれました。
足の骨を折ったので、当分は動けないらしいと分かって私はいったいどうしようかと目が回りそうな気分でした。
旦那は、痛み止めの麻酔のため寝たままで話しもできませんでした。
私は担当医の説明を聞いた後、しばらく旦那の側にいましたが、私にはすることがありませんでした。
いつまでも病院には居られないので、私はどこかに泊まることにしました。
私はどこに部屋をとったらいいのか分からなくて、電話帳でホテルを探し始めました。
「旦那がホテルにとってある部屋に泊まればいいよ」と側で見ていた義則さんに言われて、私は義則さんとタクシーを呼んでホテルに行くことにしました。
病院の待合室の公衆電話には、タクシー会社の番号が大きく張り出してありました。
義則さんがタクシーを呼ぶと、しばらく待ってタクシーのクラクションの音が病院の外で聞こえました。
私は義則さんと一緒にタクシーに乗り込みました。
タクシーがしばらく走るとホテルに着きました。
タクシーは、ホテルの入り口から奧に入ると建物のすぐ横の小さなドアまで車を付けました。
ドアを開けて入るとそこにはもうベッドがあって、部屋にはピンクのカーテンがかけてありました。
私は一瞬自分がどこにいるのか分からなくなりましたが、気が付いてみるとラブホテルに間違いありませんでした。
私が逃げだそうとすると義則さんがすぐに私をベッドに押し倒して来ました。
逃げられない時は従うしかないと、子宮が命じる声が私の身体に響いてきました。
これが運命の決めた時だとあきらめの気持ちは、やがてあふれ出る泉を呼び起こしました。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
子宮からあふれる潮の流れが、つま先から頭のてっぺんまでを奔流となって走り抜けていきました。
予期しない突然の緊張が私の身体を捕らえると、私の奧で痙攣を小刻みに繰り返しました。
義則さんは私の身体を至福の楽園まで投げ上げると、快楽を楽しむ間も与えずに絶望の淵に突き落としました。
(完)
-------------- Copy Right 七度 柚希 (なのたび ゆき) 2003/3/30 Ver 1.05 --------------