エドヒガン

漢字江戸彼岸
学名Cerasus spachiana f.ascendens (Levallee ex H.Otto)H.Otto
満開期03/20-03/30
個体番号34_05(不明)


東北から九州、朝鮮半島に分布する種。「東彼岸」や「立彼岸」ともいう。「彼岸桜」は古くから使われている名称であるが‘コヒガン’を指す場合もあるので用いないほうがよい。天然記念物となっているような古木や大木が多く、古くから栽培もされており身近なものである。しかし自生している個体の数はあまり多くないようである。‘シダレザクラ’や‘ヤエベニシダレ’はこのエドヒガンの栽培品種である。花は白色から紅色まで変異があり、小輪一重。‘ソメイヨシノ’と同じ頃に咲く。自生するものは本来枝垂れておらず、樹高30mを越すような大木となる。開花が展葉より早く、上部がくびれて瓢箪のような形の萼筒、各部に伏毛が多いことが特徴。新宿御苑では栽培品種である‘シダレザクラ’や‘ヤエベニシダレ’は数多いが、本来の種の特徴をもった個体は少ない。34_05は台木であったエドヒガンが生育したものであるようだが、御苑内で他に見ないので今後も残したいものである。(1999.12.07 勝木)


T.Katsuki