マメザクラ

漢字豆桜
学名Cerasus incisa (Thunb.ex Murray)Loisel.
満開期03/16-04/06
個体番号03_08(富士桜) 08_34(富士桜)


本州中部の太平洋岸に分布する種。変種として他に本州中部の日本海側に分布するキンキマメザクラと関東北西部に分布するブコウマメザクラがある。マメザクラは伊豆半島の暖温帯から本州中部の亜高山帯まで幅広い生育環境に分布している。樹が小型で大きくならないこと、挿木などが比較的に容易なことなどから、庭木や盆栽に広く使われており、植物園などでもよく栽培されている。花は白色で小輪一重で早春に咲く。幅広の萼片に鋸歯があることや、葉の重鋸歯が特徴的。新宿御苑の2個体は当年生枝に開出毛がある点で、富士山などで見られる標準的なタイプとは異なるように思えるが、マメザクラの変異幅にはいるであろう。ヤブザクラはマメザクラとエドヒガンの雑種起源と考えられているもので、関東南部に自生する。萼筒の形態などがマメザクラとは異なるので区別される。(1999.12.03 勝木)


新宿御苑 03_08 1998/3/13


T.Katsuki