‘薄墨’
種名
サトザクラ
漢字
薄墨
学名
Cerasus lannesiana 'Nigrescens' Miyoshi
満開期
04/04
個体番号
35_19(大内山)
サトザクラ系の栽培品種。江戸時代から名称の記録はあるが、現在栽培されているものは荒川堤より広がったものと思われる。関東を中心に植物園などで栽培されている。国の天然記念物にもなっている岐阜県根尾村の「薄墨桜」はエドヒガン、愛媛県松山市の西法寺にある「薄墨桜」は‘イヨウスズミ’で互いに関係はない。また、同じく荒川堤にあった「墨染」は名称が似ており時に混同されるが、異なるものである。花は白色、中輪一重で‘ソメイヨシノ’よりも遅れて咲く。大きな苞があり小花柄に毛がある点などで‘シラユキ’や‘シバヤマ’に似るが、花弁が細長くてしわ状になる点などで区別できる。新宿御苑の35_19は「大内山」とされているが、これは京都平野神社にあった淡紅色八重の別品種である。‘ウスズミ’とする同定には大きな問題はないであろう。(1999.12.06 勝木)
新宿御苑 35_19 1998/4/7
新宿御苑 35_19 1999/4/1
新宿御苑 35_19 2000/4/6
新宿御苑 35_19 2000/4/6
T.Katsuki