‘市原虎の尾’
種名
サトザクラ
漢字
市原虎の尾
学名
Cerasus lannesiana 'Ichihara' Ohwi
満開期
04/18
個体番号
31_112(不明)
サトザクラ系の栽培品種。京都府京都市左京区市原にあったものから佐野藤右衛門が増殖して広めた。関西を中心に栽培されている。江戸時代中期より「虎の尾」という桜の名称は知られている。しかし、長く横に伸びた枝に花がまとわりつくという樹形に対する名称のため、様々な形態のものが含まれていたようである。荒川堤で記載されたものは、白色単弁の花を持ち現在の栽培品種として伝わっていない。花は白色中輪八重で‘フゲンゾウ’と同じ頃に咲く。長く伸びた枝の周囲にまつわりつくようにびっしりと咲くことが大きな特徴であるが、長い突き出る雌しべやつぼ型の萼筒など花の形態にも明確な特徴が多い。新宿御苑の31_111と31_112の2個体は由来が不明であるが、明確な特徴から‘イチハラトラノオ’と同定することに問題はない。(1999.12.06 勝木)
新宿御苑 31_112 1999/4/15
新宿御苑 31_112 1999/4/15
T.Katsuki