‘御所御車返し’

種名サトザクラ
漢字御所御車返し
学名Cerasus lannesiana 'Gosho-mikuruma-gaeshi' nov.
満開期04/14
個体番号21_21(里桜系)


サトザクラ系の栽培品種。原木は京都御所の中立売御門の近くにあったもので、佐野藤右衛門を通じて広まっている。植物園などに希に栽培されている。原木は今出川家のあったところのもので、後水尾天皇がその美しさに御車を引き返したと伝えられている。なお、‘ミクルマガエシ’は車上の二人が一重か八重かを争って車を引き返したという謂われがあるもので、別の栽培品種である。花は白色で中輪八重で、‘イチヨウ’と同じ頃に咲く。花の形態に大きな特徴はないが、花付きが良く観賞価値は高い。新宿御苑の21_21は由来など不明の個体であるが、多摩森林科学園のものと比較して大きな相違はないことから仮に同定しておく。由来などの調査も含めて今後の詳細な検討が必要である。(1999.12.06 勝木)


新宿御苑 21_21 1999/4/15

新宿御苑 21_21 1999/4/15


T.Katsuki